沖縄西表島の竹富町議会では、国の特別天然記念物で絶滅危惧種のイリオモテヤマネコの保護のため、ねこ飼養条例の全面改正案を全会一致で可決しました。これは、イリオモテヤマネコをネコエイズやネコ白血病ウイルスなどから守る目的で2001年に施行された条例をさらに厳しい内容に全面改正したもので、国内で初めて飼い猫の検査や予防接種、避妊・去勢手術が義務づけられ、検査を受けていない猫を島内に持ち込むことができなくなります。猫を10匹以上飼うことは原則禁止、飼い猫へのマイクロチップの埋め込みも義務化されました。西表島限定の特則のほか、町全体でも飼い猫の登録や汚物の適正処理などの義務、遺棄や飼い猫以外への餌やりの禁止が定められました。国内動物行政のモデル条例として注目されています。